昨日、犬達に呼ばれたので(笑)、本日早速、三軒茶屋キャロットタワーで開催されている「ただのいぬ。展」へ行ってきました。(25日まで)
この写真展には、全国の保健所などに収容された犬達を服部貴康さんと言うカメラマンの方が撮影し、それに小山奈々子さんと言う方が詩を付けたものが飾られています。
犬達は動物愛護センターへ引き取られ、その後2つの道をたどるのだそうです。
一つは、陽の当たる場所。引き取ってくれる飼い主が現れ、もう一度ペットとして生きる道。(全体の1割程度)
もう一つは、闇の道。ガス室へ送られ死んでしまう・・。
その3つの場面を、部屋ごとに分けて掲示。入館者は、それを追って、それぞれのシーンの気持ちになって見ていきます。
闇の道を歩く事になった犬達の写真は、本当に可哀相で、思わずボロボロ涙がこぼれました。たくさんの犬達が、檻の中でこちらをじっと見ている。その濡れた瞳・・。
拓も何か察したのか、ベビーカーから抱っこをせがんだので、仕方なく下ろして歩かせました。
その後、光の道を歩く犬達の写真を見て、家族の中心に写っている幸せそうな姿を見て、またまた泣けてきちゃったのでした。「良かったね。かわいがってもらって、幸せに生きるんだよ。」と・・。
どんな小さな動物にも、草花にだって命があって、それぞれの命をまっとうする為に頑張っているんだよと、拓にも教えていこうと思います。
その後、ブログ仲間のお友達も「オススメよ~」と紹介されていた、26Fの展望台へ行きました。
皆さんのおっしゃっていた通り、カーペットが敷き詰められていて、よちよち歩きの子にはもってこいの場所でした。
一緒に行ったお友達の娘さんと拓は誕生日が1日違い。
だから、歩くスピードも同じくらいです。たまに思い出してハイハイしてみたり・・。
追いかけっこするように歩く二人の姿は、なかなか微笑ましいものでした(^o^)
写真展の後だったからか、何だか頑張って歩いている拓をギューーーーっと抱きしめてしまった私なのでした。。。
ピンッ!と来てすぐ行動!!ってのが、kazumiさんらしいですよねぇ。
私は感情を揺さぶられるモノに、すぐにのまれてしまうので会場には行けそうにないです。
例えば異次元の話なんて最悪で本気で自分がどこにいるのか分からなくなるし、昔「コインロッカーズベィビー」を読んだ時は新宿が歩けない・コインロッカーの中から産声が聞こえる(って、空耳なんですがっ)状況となって、読むのを途中で止めたぐらい。
ちょっと、趣旨とズレてしまいましたが…
「ただのいぬ。展」開催されている事さえ知らなかったので、今回kazumiさんの記事を読んで、私も考える時間が持てた事を嬉しく思います。
投稿情報: のぞぞ | 2005-09-22 02:57
「ただのいぬ。展」私も見に行こうと思います。以前テレビのドキュメンタリーで保健所の犬の話をやっていて、私はあんな目をする犬を初めて見ました。みんな一生懸命生きているのに人間のエゴで殺される・・・悲しいです。我が家で仰向けでズーピーいびきかいて寝ている犬がいるかと思えば、苦しんで旅立っていく犬もいる。
少しでも多くのワンコが幸せになれますように。。。
投稿情報: ショコラ | 2005-09-22 09:17
そおか~これを見に三茶に来たのね♪しかしせっかくカズミちゃんに会えるチャンスだったのに残念でした。この日は託児出してる間、家の掃除をくまなくしたかった(しなければいけないほど汚れてた・・・)ので^^;
私も今日行って見ようかなーって思います。いい情報ありがとう!
そうそう、私の行動も結構シンクロに頼ってるかも!
デジャブっていうの?「あ、この場面どっかで見た!」とかね。偶然が重なると誰かに話したくなるよねぇ。でも旦那に話してもその感動が伝わらないのか流されてしまうので悔しい。
投稿情報: かつしん | 2005-09-22 12:29
そういえば、我が家(実家)で昔買っていた犬が捨て犬でした。
動物と暮らしていると、子供を産んだり、病気で死んでいったり、あれこれ言われなくても、命の大切さを自然に教わることが多かった気がします。
子供達にも是非命を大切にする気持ちをもってほしいですよね。
前の記事のシンクロに頼って行動するって気持ち、よくわかります!
でも私はKazumiさんほど行動力がないので、その時「コレだっ!」って思ってもそのままにしちゃうことも多いかも~です(笑)
投稿情報: rinhaha | 2005-09-22 19:53
>のぞぞさん
泣くつもりじゃなかった方でも、皆さん号泣だったので、多分、のぞぞさんはその場でぶっ倒れると思います(笑)
昨日、ダンナと夜遅くまで話したんですが、「牛や豚は食べてるのに、犬だけは殺しちゃ可哀相・・と言う人間の勝手な論理を、きちんと説明する必要があるよなぁ~。」と。。
「皆と仲良く」と言いつつ、「誰にも負けるな。」と励ます。
世の中は結構矛盾に満ちてるから、たまには自分の頭の中を整理したいですよね~。
投稿情報: Kazumi | 2005-09-22 21:25
>ショコラさん
そう、ご自身が犬を飼っている方は特にたまらないと思います。重ね合わせると、棟が締め付けられるんじゃないでしょうかね~。
これからもショコラさん家のワンちゃんは幸せに生きられる・・。その1匹を大切にする事が大切なんですよね~。
また感想聞かせて下さいネ!
投稿情報: Kazumi | 2005-09-22 21:26
>かつしんさん
託児デーは思い切り堪能できたかな!?って、お掃除頑張ってたのねん☆えらいぞ!
またかつしんさんのブログで感想とかも見られるかなぁ。
シンクロの話はホント良く分かる!うちのダンナさんもハッキリキッパリ「オレは目に見えるものしか信じないよ!」と言い放った!
こういう感覚って、女性の方が発達してるみたいね~。女同士で盛り上がろう!
投稿情報: Kazumi | 2005-09-22 21:30
>rinhahaさん
そうなんですよ~。自分達より先に散っていく命に触れる時、悲しい思いをして、自然と身につく感覚ってあるんですよね。
核家族になっている今、なかなかそういうのも難しい・・。折に触れて、きちんと教えていかないといけませんよね~。
シンクロは、色々な受け止め方があるし、それを受けてどう動くのかも人次第!rinhahaさんみたいにじっくり考えて動くのもGOODですよぉ。むしろ見習いたいです。私、すぐに動きすぎて後悔する事も多いので・・(笑)
投稿情報: Kazumi | 2005-09-22 21:33
こういう展示があるとは知りませんでした。25日まで、行ってみたいと思います。近年ペットを買う人って増えている中、捨てられる数も増えていると聞いたことがあります。お世話をする大変さを知らずに、かわいいだけで安易に購入してしまう。動物も人間も同じ生き物なのに。。私自身、幼少の頃捨て犬を飼っていましたが、病気になり保健所に連れて行かれた時の事、鮮明に記憶しています。どうか、生き物を大切にする心を失わないで欲しいですね。
投稿情報: ちはる | 2005-09-22 22:35
私は小学生の頃から14年間飼っていたワンちゃんは動物愛護センターで出会いました。小さいながらに感じた愛護センターでの動物達の目を忘れられません。今思うと捨てられた哀しさ、不信感、それでもまた飼ってもらいたいという気持ちがからみあった目だったのかも。そしてKazumiさんの旦那様がおっしゃるように、いろんな矛盾や理をきちんと伝えていけるかな~と考えちゃいました。
投稿情報: Reina | 2005-09-22 22:41
>ちはるさん
はい、是非行ってみて下さいませ。
心無い人が捨ててしまった犬達が、野生化して増え、そして周辺住民に害をもたらす・・。
もともとは全て人間が悪いんだと思うんですよね~。
一気に全ての人は変えられないでしょうけど、せめて我が子のモラルは育ててあげたいですよね!
投稿情報: Kazumi | 2005-09-22 23:38
>Reinaさん
そうだったんですか~。まさに1割の陽の当たる犬の飼い主だったんですね~。それは何だか感慨深いですね・・・。
社会のルールを教えていくのって難しいですよね。特に命の大切さは難関。「どうして僕は生きなきゃいけないの?」って聞かれたら応えられないですもん、私。
「14歳からの哲学」池田晶子著を、そのうち読もうと思っています。。。
投稿情報: Kazumi | 2005-09-22 23:42