今日は「子育て支援者フォローアップ研修」と言う事で、社会福祉協議会主催の救急救命講座をお友達と一緒に受講してきました。
消防署の救急救命隊の方が来てくれて講義と、実技まで指導してくれます。
場所は下北沢駅前の北沢タウンホールと言うところ。下北沢駅は階段で移動するしかない場所が多く、妊婦の私にはベビーカーを持ち上げて・・と言うのは結構大変でした(>_<)
3時間の長丁場。子供は無料で託児があります。2人に1人の保育士さんが付いてくれるので、とっても安心。場所は少々狭めですが、12・3人が子供を預けていたと思います。0歳児の方が多く、開始前はおっぱいを飲ませるママ達の姿が・・。懐かしい!
拓は眠くなるといけないので、朝早く起こし昼食も早めに取ってお出掛け。案の定ベビーカーでの移動中にグースカ寝てくれました。そして、会場に着く直前に1時間程度の睡眠でムクッと起きる!予定通りですv(^o^)v
だからか、私が「ママお勉強してくるね。拓ここでお友達と一緒に遊んでいてね。」と言っても「うん。」と大きく頷き「バイバーイ♪」と手まで振る始末・・。オムツなどを保育士さんに預けて後ろ髪ひかれつつ講座を受けに行きました。
まずは講義を少し受けました。子育てサロン運営者など24名が受講。
講義の中で学んだ事。
■東京では年間70万件の救急車の出動要請がある。(1日2千件)
■しかし、救急車はわずか212台しかない。(これ結構ビックリ!)
■よって、平均的な救急車の到着時間は7分程度。しかし到着までに20分ほど掛かるケースもざらにある。
■心臓停止から3分で生存率は50%となる。救急車到着までの7分でどれだけの処置ができるかが生死を分ける・・・。
な、なるほど~。ってか、皆、無料だからって救急車呼びすぎみたいなんです。こうなったら自分の家族は自分で守るしかない!と言う訳です。
続いて場所を移動して人形を使っての実技指導。隊員の方の細かな説明により、心肺蘇生の大まかな流れをつかみます。
そして、3班に分かれて一人ずつ実技演習。見てるのとやるのとでは全然違います。人工呼吸も口をガバッとふさがないとちゃんと息が入らないし、心臓マッサージも場所がずれては意味が無いし・・。
でも、つい気合いが入りすぎのめり込む私。終了後、「演劇部だったんですか?なかなかうまい演技でした。」とそこを褒められてしまいました。アハハ・・・。
子供の人形や赤ちゃんの人形も準備されていて、それぞれ少しずつ違う処置の方法を学ぶ事ができました。
実技で学んだこと。
■倒れている人を見て「動かしてはいけない」と言うのはウソ。起こしたり揺すったりしなければ、安全で平らな場所に移動させた方が良い。
■正しい知識が無くても、10点・20点の処置でも良いから心臓マッサージなどはした方が良い。心臓停止以降、空白の時間を作らない事が大切。
■人工呼吸は、専用のマスクを持ち合わせていない人はしなくて良い。唾液などから変な病気をもらってしまう可能性があるので、そんな危険を冒してまでやる必要は無い。
■子供の心停止の理由は大人が心疾患が多いのに対し、溺れたなどの事故であることが多い。大人であれば、119番に電話するのが先だが、子供なら先に1分間救命措置をしてみた方が良い。それで息を吹き返すパターンが非常に多いので。
全体を通してみて、強く思ったのは、「この講義国民全員受けた方が良い!」と言う事です。大きな地震などが起きれば、何分待っても救急車なんて来ません。そうしたら、自分達でやるしかないんですもの。
もしも機会があれば、皆さんも受講される事を強く強くお勧めします。私も何度でも参加したいくらいです。
自分達で開催できないものか検討に入りますので、もし開催できるようでしたらまたブログ上で告知しますね!
さて、3時間ちょっとの講義終了後、急いで拓を迎えに行くと・・・。
全然大丈夫でした。ブロックを抱え必死に遊ぶ拓。私が声を掛けても振り向きもせず・・。
周りの子供達は皆ママに飛びついて泣いていてちょっとうらやましかったです。でも我が子の成長は嬉しいママなのでした。
頑張った自分と拓に拍手!しっかり復習していざと言う時に備えたいものです!
最近のコメント