今日は、東京ドームで12日(日)まで開催されているテーブルウェアフェスティバル2006に行きました。
実は私、後楽園周辺で1年間仕事をしていたので、この辺りは庭。近くに企業も多いので、おいしくてとっても安い飲食店がたーくさんあります。
冬にどうしてもどうしても食べたいものが一つ。それは「つみれうどん」。いわしのつみれボールとえびのすり身ボール、それとザックリ切られたネギが特徴のうどんです。もぉこれがおいしくておいしくて・・。
お店に着く直前に拓が眠ってしまったので、1人寂しく頂いちゃいました。青春の味・・。巨大なシャケのおにぎりは包んでもらって、ドームで拓と食べました。これまた絶品のおいしさなのでした。
この辺りでは、5~700円程度ですんごくオイシイランチが頂けます。千円出せば、パスタが大盛りで2種付いてきたり、イタリア帰りのシェフの絶品イタリアンが頂けるお店があったりと、たまにわざわざ行きたくなるくらいです・・。
さて、腹ごしらえの後は、ドームへ。
このフェスティバル、今回で3年連続見に来ています。ナゼかと言うと、フェスティバルの中で開催されている「テーブルウェア大賞」と言うコンテストに親友が参加しているからです。
親友は小野真理さんと言って、神戸時代の同僚と言うか先輩で、お互いに恋愛のこと・仕事の事を散々相談し、涙を流しあった仲です。彼女が「やりたい事が会社の中に見つからないから辞める」と話してくれた時、私の中の仕事への火・情熱も消えてしまった気がします。こんなに素晴らしい彼女をつなぎ止めておけない会社って何なの???と・・。それから2年後、私も会社を去る事となるのでした。
そして、何と小野さんは最初に出品した3年前、いきなり賞を取りました。応募者800人あまりの中で会場にブースが出せるのは75名。賞をもらえるのはその中の上位14名です。彼女はその上位14名に入ってしまったのです。そして昨年は更にすごくて上位7名に入りました。
そして、ついに今年、頂点となる大賞を獲得してしまったのでした!連絡をもらった時、もうビックリして鳥肌が立って手が震えてしまいました。
数日前、二人で会ってお祝い会をしたのですが、相変わらずの美しい笑顔が更にキラキラと輝いて、本当に嬉しくなってしまったのでした。
会場に着いてすぐに小野さんのブースを発見!大賞を取っただけあって前にはすごい人だかりです。今回のテーマは「ランチ」。小野さんは本物の貝殻を器に見立てて使ったりしてとっても爽やかで素敵なテーブルを作っていました。
しばらくそのブースの前で他の来場者の方の声を聞いていました。
「結局、一番良いものは一番シンプルだったって事よね~」とある方が言っていました。
そうなんです。3年間見て思う事は、年々ブースそのものの装飾が派手になってきていること。また使われている器やクロス・雑貨なども「いかに人目を引くか・目立つか」を基準に選ばれているのかと思うほどです。ようするにコンテストの為のテーブルになっているんですよね~。
小野さんのは確かに他の方のに比べて、シンプルと言うかサッパリした静かな感じ。小野さんのテーブルが審査員から高い評価を受けたのは、そのお料理の内容でした。
小野さんはいつも言っています。「テーブルウェアありきはおかしい。あくまで食ありき。テーブルウェアは無くてはならないものだけど、まずはどのような食べ物をお出しするのかが大切。」と・・。
その小野さんの思いが、今回見事に認められたのです。はー、本当に考え方もしっかりしていて素晴らしい!
他にも、石坂浩二さんが自分の書いた絵をバックにしたテーブルを作ったブースがあったり、小さい頃スウェーデンで育ったという女優の川上麻衣子さんのブースがあったりしてとても面白かったです。
写真は石坂浩二さんの物。「雑然もまた美である」と言うタイトルが付いていました。な、なるほど。。。
もちろん、テーブルウェアをその場で買う事もできます。日本の産地各地からの出店はもちろん、世界中のテーブルウェアを見て買う事ができます。
広いドームにとにかく人とお店がひしめいていて、とっても暑いくらい。あと2日しかありませんが、もし宜しければお出掛け下さい!(当日入場料2千円、小学生以下は無料)
最近のコメント