ハッピーママ＆キッズの子育てブログ

浅間高原ファミリーオートキャンプ場【63】 草津白根山《46》 四阿山《47》

今回は、群馬へ。今回も2山登る予定ですが、いずれも日本百名山です。
朝4時半に出発して、まずは草津白根山（標高2165m）へ。標高2000mの駐車場までの道のりは霧に包まれていてかなり不安。登れないかも・・・。
でも2000mを超えてくると、雲の上に出てしまったようで、晴れてはいないものの雨は降っておらず歩く事にしました。
山登りとは言えないようななだらかな道を歩く事1時間半で展望台到着。でもさすがにガスが出ていて何も見えませんでした。。。ガッカリ。
そして更に1時間半で周遊路をあと半周して駐車場まで戻りました。鏡池を通るこの下りは、ちょっと長かったので登るのは大変かもしれません。

駐車場前の弓池にあるテーブルとベンチでランチ。ちなみに、2000mを超えるとスナック菓子の袋はご覧のようにパンパンです♪
ランチ後は荷物を全部車に置き、白根山とは反対側にある小高い丘に登ります。
草津白根山と言えば、何と言っても湯釜。神秘的なブルーの池を見なくては始まらないのです！
拓とパパはズンズン進んで15分で湯釜に到着したそうです。その時はご覧のようにクッキリと湯釜が見えていたそうな。
私は、「疲れたー」を連発するみゆの手を引き引き、遅れること10分で到着。すると湯釜には少し雲が掛かってきていてこんなにハッキリは見えませんでした。
それでも、白っぽいようなブルーの池とその上の霧までも同じ色に染められているのには驚きでした。あー、何とか見られて良かった！
それから5分、池は完全に雲に包まれて真っ白。何も見えなくなりました・・・。ギリギリセーフでした！

今回のキャンプ場は、浅間高原ファミリーオートキャンプ場。到着する前から降り出した雨は、設営の時には激しさを増し、パパは大変そうでした。
お風呂は場内のシャワーで。と言ってもコインシャワーではなく、普通の家のシャワーみたい。時間は一人15分程度取ってOKで300円。脱衣場も広いし満足でした。
夜はバーベキュー。その頃には雨も上がりホッ。

明けて2日目。曇り空の中、撤収して8時に出発。8時半に四阿（あずまや）山（標高：2354m）のゴンドラ下駐車場に到着。ところが小雨パラパラ。迷いに迷って、とりあえずゴンドラに乗って山頂駅まで行ってみることに・・。
2000mを超えるゴンドラ山頂駅はほとんど雨が降っていない状態。ガスからも抜けました。それで9時半に、ノンビリ歩き始めました。
地面はぬかるんでいて、水溜りが出来ている状態。でも1時間程度はほとんど登らず楽々コースなのでした。

ところが、徐々に登りはじめると共に天気も悪化。最後の方なんてザーザーと降ってきているのに、鎖場の岩登りまであって相当大変な状況でした。
やっとの思いで12時ちょうどに頂上に到着。設置してあったお堂の陰に入って風を避けカレーランチ。パパと拓はちょっと濡れながら食べていました。私は立ったまま・・。
早々に下山を始めました。最初の15分程は鎖場を降りる道。パパが拓をサポートして苦労しつつ降りました。
そこからは水浸しの道を雨が叩きつける中歩き続けました。1時間程で雨を抜けアッと言う間に天気回復。ゴンドラ駅までは2時間程度で到着しました。
泥だらけになった私達。靴を洗い、レインコートを脱ぎようやくゴンドラで戻ったのでした。

先日、北海道の大雪山で8名の登山者が亡くなるという事故がありました。風速20mを超える台風のような天気の中を歩いていたそうです。私達は今回の登山でも随分寒い思いをしました。山は本当に怖い！子供を連れている事だし、気を抜かず無理をせずに登山をしたいと思います。
亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りします。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今回のお花＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

(左)ハクサンオミナエシ(中)コマクサ(右)ミヤマシャジン

(左)イワオトギリ(中)バイケイソウ(右)コオニユリ
ちょっと自信の無いものもあります。もしもお詳しい方で間違いを発見したらお手数ですがご指摘下さいませ！宜しくお願いします！

金峰山《45》

今日は、山梨と長野の県境にある金峰山（きんぷさん）へ登ってきました。

標高：2599m　歩行距離：8km　標高差：535m
標準歩行タイム：4時間半

朝7時半出発。夜半まで雨が降っていた為、とにかく足元が悪い！水溜りがたくさん出来ていて、その度にみゆを抱きかかえて進みます。
途中大きな岩が数箇所あり、超えるのがちょっと大変でした。
まずは朝日岳へ到着。そこからはかなり急な下り坂。下りきるとあとは金峰山へひたすら登り。
天気はひたすら悪く、頂上に着いてもな～んにも見えませんでした。晴れていたら、富士山がすぐ目の前に見えるのだとか・・。ざ、残念！また絶対リベンジしなくっちゃ！

朝日岳へ登る途中のみ、みゆはオンブされて寝ていましたが、すぐに目覚めあとはずーーーーーっと歩いて頂上まで登りました。
帰りは、朝日岳の先までオンブされ、最後の1.5kmを歩いたのでした。
結局、今回みゆは3.5km程を歩いたのではないかと思います。人生最長記録！しかも山道ですから！
この分なら高尾山は余裕で登れるのではないかとちょっと期待してしまいます。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今回のお花＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
最近、高山植物の本を買いました。それで調べるのが楽しみで、楽しみで・・・。今回はこの2つをご紹介♪

（左）ゴゼンタチバナ　（右）ハクサンシャクナゲ

青木荘【62】 八方尾根(丸山)《44》

いよいよ夏休みに突入しました。そしてまずは三連休！2ヶ月程前に予約した長野白馬の青木荘へ行ってきました。昨年のみゆの誕生日に一度行っており、その時いたく気に入ったので、今回はいつも一緒に行く登山仲間のお友達家族も誘ってキャンプ＆登山の2泊3日を過ごします。

ところが・・・・・朝3時半に張り切って家を出発したのに、6時半頃現地に着いてみると大雨。1日目の山は諦めざるを得ませんでした。ちなみに、白馬五竜に登るつもりだったのですが。。。
仕方が無いので、日本海まで走ってみました（笑）。
こんな事もあろうかとパパが調べてくれていて、80kmほど北上し8時過ぎにマリンドリーム能生（のう）へ。かにや横丁があり、ベニズワイガニを売るお店が10軒ほど並んでいます。
そこで、カニ5ハイほか甘エビ・ハマグリ・サザエを大量にゲットして、10時過ぎにはキャンプ場へ。
久しぶりの青木荘。受付のおばあちゃんは腰がだいぶ曲がってしまったけれど、まだまだお元気でした♪
前回同様今回もまた雨の中でのスタート。あー、一度で良いから晴れた日に青木湖を見たい！

ランチ後、お友達家族も到着して雨の中はしゃぎまくる子供4人！親が止めるのも聞かず、湖に浮かぶイカダのような物に乗り込み、結局ずぶ濡れに・・・（泣）。
お風呂は近くのゆーぷる木崎湖へ。夕飯はBBQ。久しぶりにダッチ蒸しとうもろこしも作って夏～って感じ。勿論、朝仕入れたハマグリやサザエを焼き、カニ・甘エビをチュルー♪あー、たまらない！って、カニ5ハイはほとんど子供達に食べられてしまいましたが。。。

明けて2日目。この日は栂池へ行く予定・・・でしたが。。。朝から猛烈に雨！！！！！泣く泣くこの日も登山を諦めたのでした。あーん、何しに来たんだか・・・。
でも泣いてもいられない。子供達を遊ばせなければ！と言う事で、ガイドブックを急いでめくり、白馬グリーンスポーツの森へ。そこで、木材のキーホルダーや竹とんぼを作ったのでした。1回あたり400円なり。ランチもそこで済ませ、午後1時には今日のお風呂十郎の湯へ。早すぎっ（笑）。

キャンプ場に戻って夕飯準備。今日は、山芋焼き・蒸し鶏・ラーメンです。山芋焼きは子供達が奪い合ってほとんど食べてしまいました。蒸し鶏も美味しかったけれど、出たスープで作ったラーメンはお友達家族も「そこらのラーメン屋よりよっぽど美味しいよ！！！」と大絶賛してくれました。やったね♪
夜になって雨がすっかり上がりました。となれば、お約束の花火。湖に映った花火はかなりキレイでした。
で、「明日こそ登るぞ！」との気合いを込めて早々に就寝したのでした。

運命の3日目。お天気は曇り。天気予報は晴れ。大人達は5時から周囲の方を気にしつつ、静か～に撤収開始。7時過ぎにはキャンプ場をあとにしました。
7時半、八方尾根下のゴンドラ乗り場に到着。ゴンドラと2つのリフトを乗り継いで上へ上がります。標高760mから一気に1700mへ。途中、ニッコウキスゲが咲き乱れるお花畑で写真をパチリ。その頃は霧が掛かっていたのに、最後のリフトを降りる頃には真っ青に澄み渡る空と緑の稜線が目の前に広がったのでした。ガイドブックで何度も見たこの景色に出会えるなんて感激です。

道そのものは、段差も少なく整備されていてとても歩きやすい！見える景色はこれまでの山とは比べ物にならないほどに本当に素晴らしいものでした。
途中、ケルンと呼ばれる三角の道標を辿り、目的の丸山を目指します。本来は、その先の唐松岳が最終地点なのですが、私達では厳しいと判断したので手前の丸山へ。
八方池もとーってもキレイに見えたし、雪渓と呼ばれる万年雪の上もちょこっとだけ歩けたし、興奮しっぱなしで3時間半歩き遂に丸山ケルンへ到着～☆

そこからは、唐松岳が近くに臨めるのは勿論ですが、白馬鑓ヶ岳・白馬五竜岳などそうそうたる山々を眺める事が出来ました。足元よりずっと下の方へ雲海が広がり、言葉にならない絶景の中でのランチ。それはそれは最高でした。

降り始めてすぐ、ガス発生。振り返ると既に山頂方面は見えなくなっていました。私達は絶好の時に山頂にいた事になります。2日我慢を強いられたからご褒美をもらえたんですかね！
楽しい素晴らしい登山はこうして幕を下ろしたのでした。

今回のキャンプ中、人生でそう何度も見られないだろう～と思われる虹を2回も見ました。
1度目は2日目の午後、キャンプ場でウダウダ夕飯の料理してた時です。天気雨の中、湖に虹が掛かったのです。それも湖から橋が架かったように・・。端から端までクッキリ見えて、しかもとても低い位置に見えるのも珍しい気がします。
子供も大人も大興奮でカメラのシャッターを押し続けたのでした。

2度目は、3日目の登山中。ふと空を見上げると雲がスクリーンのようになって虹が映し出されていたのです。まるで七色の雲。
これまたビックリして足を止め、しばし空を見上げてしまった私達なのでした。

うまくいってる時は思い切り楽しむ！うまくいかない時は知恵を使って自分達なりに楽しむ！それさえしていればきっとご褒美がもらえるものなんですね～♪
子供達にはそんな事を体感してもらえたら嬉しいです。そして、何か思い通りにいかない時にもメゲずに行動する力を備えてもらえたら・・・。
今回のキャンプはそんな事を考えさせられた2泊3日でした。

赤倉の森オートキャンプ場【61】 蓼科山《42》 北横岳《43》

今回は久しぶりに2山に登る1泊2日のハードなキャンプです。
1日目、大大大チャレンジとなる日本百名山の蓼科山へ。ガイドブックで読む限り、ゴツゴツした岩だらけの山。背の低い子供にはその段差を登っていくのは多分大変な事。
パパが色々な登山ファミリーのブログをチェックしたところ、4歳で日帰り登山に成功している子は一人も見つけられなかったそうです。途中の山小屋で泊まって2日掛かりだったり、途中まで登ったけれど引き返したり、山頂まで登ったけれど帰りに泣き出しずっとオンブして降りたなど。。。
あー、我が家はどうなることか！

標高：2530m　標高差：800m　歩行距離：7km
標準歩行タイム：5時間15分

急坂になるまでの45分程度はみゆも歩きました。もともと火山だったので、岩がごろごろしていて決して歩きやすい道ではありません。
それが途中からは本当に壁に登っているのではないか・・・と思える程急になってきました。
ストックを持っているより、手袋をして素手で岩に取り付いていった方が滑落せずに登れる感じでした。

拓は途中何度か珍しく「疲れた」「休みたい」を連発しましたが、岩の壁になってからの方が楽しそうでした。
だって、ずーーーーーーーっとアスレチックが続いているようなものですからね♪
登り初めてから3時間50分。やっとやっと山頂に到着しました。山頂の気温は14度。風もすごくてすっごく寒く感じました。
子供達は元気なもので、ランチのラーメンをふざけあって食べていました。
山頂は大小の岩と高山植物に覆われていて、他の山とはかなり違う趣きで楽しめました。

下山は更に怖かった・・・。拓も何度か滑って転びお尻を強打したりしていました。
下山にも3時間半ほど掛かり、結局午後4時になってしまいました。
でもでも、拓は見事歩ききりました。これは多分最年少記録に並ぶと思います。多分、3歳児には無理だと思うので・・。
頑張りました！！！またこれで少し自信がついたかな♪

急いで今回の宿泊地赤倉の森オートキャンプ場へ。もちろんその車中で拓爆睡。テント設営には30分。かなり早くなりました。
夜はローストチキン。パパと交代で炭を見つつ、場内のシャワーを浴びにいきました。
ローストチキンは正直全然食べられませんでした。そう、人間本当に疲れ果てている時は食べれないものなんですね～。。。
午後9時半頃皆揃っておやすみなさ～いでした。

明けて2日目。撤収して今度は北横岳へ。ピラタスロープウェイで2200mまで登り、そこから北横岳山頂を目指します。（標高2480m）
ロープウェイ山頂駅前には坪庭と言う1周40分程度で回れる高山植物を楽しめるハイキングコースが整備されています。ちょうど1年ほど前我が家はこの坪庭には来た事があるのです。
まさか1年後に登山をすることになるなんて夢にも思っていませんでしたけど・・・（笑）。
すぐ近くに雄大な八ヶ岳連峰を臨み、「高いところに来たんだな～」とヒシヒシ。

ハイキングコースの途中から登山道に入りました。昨日に比べれば登り易く距離も短くてアッと言う間に着いた感じでした。
ただ、途中から雨が降り出し、山頂は風もすごくてすぐに下山。途中の山小屋まで下ってからランチしました。
と言ってもそこも小雨が降っていて、大急ぎで食べて下り始めたのでした。

不思議な事に雨が降っているのは山頂付近だけで、それより下はカラッと晴れていて気持ちが良いのです。すごく暑いし・・・。
我が家は帰りはロープウェイには乗らずに歩いて下山しました。どこまでも青い夏の空が広がっていて開放感いっぱい！途中からはみゆも歩いて楽しく降りられました。

そうそう、今回キャンプ場で素敵な出会いがありました。
静岡から来ていた方が近くのサイトに泊まっていたのですが、子供の年頃が近かった事もあり、すぐに打ち解けて遊び始めました。
そして、親同士も結構お話できました。最後に連絡先を交換して、再会を約束したのでした。
キャンプ場での出会いは一期一会が基本だと思っているのですが、あまりにも素敵なファミリーだったので、また是非一緒にキャンプしたいと思っています。良いご縁大切にしたいです♪

キャンピカ富士ぐりんぱ【60】 越前岳《41》

土曜の午前中に予定が入っていたため、今回は午後から出発！
久々にキャンプ場でノンビリしてグルメな夕食を作りました。
キャンプ場は、キャンピカ富士ぐりんぱ。ずーっと前に来たので、2回目です。

今回からの新兵器！それは一眼レフの超広角レンズです。お値段5万円。これにより、山頂での写真が180度全部写る事になります。
ちなみに、拓の顔を撮影するとこんな感じです（笑）。

夕飯は、丸鶏1羽の蒸し鶏。鶏はもちろん美味しかったのですが、出たスープを使って作ったラーメンがとーーーーっても美味しかったのがビックリでした。
超マッタリとしたスープ！子供も大人も納得のお味でした。

明けて2日目。明け方には富士山がとってもキレイに見えました。
そして最高の青空のもと、越前岳に登りました。
標高：1504m　標高差：650m　歩行距離：6km
標準歩行タイム：3時間45分

この程度の山は楽々登れるだろうーーと思っていたら大間違いでした。
短い歩行距離なのに標高差がかなりあるので、急坂なのです。これは相当体力を消耗するパターンです。
平均2時間で登頂できるところ、3時間ちょっと掛かってしまいました。途中大きな段差もたくさんあり、5歳目前の拓くらいがギリギリかな～と感じました。

今回は、登山道脇のお花が本当にかわいくてキレイでした。ひっそりとたたずんでいる感じが日本人の心にピッタリくるなと思います。
ただ・・・、名前が全然分かりません。図鑑を買って調べないと。。。
これもまた山の大きな楽しみになりそうです♪

大菩薩嶺《40》

今週末はパパが土曜日に仕事だったため、日曜に山登りのみ行ってきました。
日本百名山の一つ、大菩薩嶺（だいぼさつれい）です。

標高：2056m　標高差：500m　歩行距離：8.5km
標準歩行時間：5時間

上日川峠に車を停めてスタート。ちなみにその駐車場の脇にはキャンプが出来る場所があり、多くの方が前の日から入っていたようでした。
登りやすい道が続き、途中からはわーーーーーっと眺望が開けかなり気持ちよく登れました。
山頂では、雲の上に浮かぶ富士山が遠くに見えてかな～り感動♪
途中から天候が微妙になってきて、降りる予定の尾根に片側から雲が押し寄せていて幻想的でした。
実際降りる途中は割と寒くて、霧に包まれたりしたのでした。

あえて頑張って百名山に登ろうと思っている訳ではないのですが、整備されていたりして結果登りやすくなっているので、我が家のチョイスの中に入ってきます。
これまで登った百名山は、筑波山、赤城山です。
全国に散らばった百名山をいつか全て登るなんて日が来るのかな～♪

守屋山《38》 入笠山《39》 立場川キャンプ場【59】

去年からずーっと行きたかった入笠山（にゅうかさやま）。冬は雪に覆われていて歩けない場所なのですが、お花が咲いてきたと言うことで、今週末ようやく行く事が出来ました。

その前にまず一日目は守屋山へ。
とても登りやすい山でしたが、最後の方はジリジリとした日差しに焼かれる感じでした。
標高：1650m

キャンプ場は立場川キャンプ場。予約要らずで大人一人800円。どんなところだ？？？
結果はこれまでで一番ワイルドなキャンプ場でした。つまり、何の手入れもされていなくて、木の間に無理やりテントを張る感じでした。みゆは水洗じゃない和式トイレをすごく怖がっていました。
オートキャンプ場でこの値段はありえないので、まあこんなものなのかな。

明けて2日目。いよいよ入笠山へ。ゴンドラに乗って山頂駅へ。そこからスズランが可憐に咲く湿原を通過し、登ること1時間半ほどで山頂へ。（標高：1955m）
降りるのは大河原湿原側へ。1周40分の湿原を歩いてバスで戻りました。
スズランはもちろん、濃いピンクのクリンソウなどが咲き乱れていてキレイでした。高山植物って小さくて控えめ。。。そこがまたカワイイのです。
白いズミの花びらが強風にあおられて花吹雪を散らしたのは圧巻でした。

私達みたいな初心者で子連れにも良い山だと思いました。また来年もきっと来るでしょう。みゆが登るにもとても良さそうです♪

雨の尾瀬で忘れ物(>_<) 尾瀬ヶ原《36》、吹割渓谷《37》 星の降る森【58】

午前2時に起き、4時に雨の中を出発した我が家！目指すは水芭蕉満開の尾瀬です。尾瀬は初めての私達。雨予報だけど、山登りじゃないし・・・と言う事ですんごく楽しみ！
6時半には駐車場に到着。意外にも駐車場はまだいっぱいではありませんでした。天気のせいかしら・・。
午前4時から動き始めていると言う乗り合いタクシーにすぐに乗る事が出来ました。大人900円と高いのですが、マイカーでは尾瀬には入れないので仕方ありません。。。
20分程度で、尾瀬の玄関、鳩待峠に到着～♪7時半には歩き出しました。

霧雨が降っていたので、レインコートの上着だけ着ての出発です。どこまで行くかは決めず、「行けるところまで・・」と言う感じ。
みゆはいきなりオンブを主張。まずは階段を降りていきました。すぐに水芭蕉の群生地へ突入。初めて見る水芭蕉。思っていたより葉も花も相当大きいのでビックリでした。
3.3km歩いてビジターセンターのある山の鼻へ。その後、広大な湿原である尾瀬ヶ原に出ました。

雨も上がり、とても気持ちよく歩けました。ベテランの方の話によると「もし今日晴れてたら、ずーっと行列が連なって立ち止まったり出来ないんだよ。今日はラッキーだよ！！」との事でした。雨で嫌だなぁと思っていましたが、それだからこそゆっくりと歩けたみたいです。

結局、片道7.7km歩いて竜宮小屋まで行きました。そこでお弁当を食べて引き返しました。
山の鼻まで戻ってビジターセンターで休憩。その後みゆが「歩く」と言い出したので、男チームが先発し女チームが追いかけていく形でスタート。
1.3km程歩いたところで、パパと拓が待っていてみゆはオンブされる事になりました。
歩き出してふと拓を見るとザックを背負っていません。パパも「えっ！気付かなかった！ビジターセンターに忘れてきたんだ！」との事。ガッビーーーーーーーン！
みゆを背負っているパパに頼む訳にもいかず、私が引き返して取ってくる事に。。。
そこからはほとんど小走りの私。折りしもまた雨が降り出し、最悪の状態。
戻ってみると、休憩所にザックはありました。そして3人を追いかけて残り3.3kmを走り始めたのでした。最後には登り階段が待っていて、湿度100%の中を登るのはもう大変。湧き水で顔を濡らしたりしながら、息を切らしつつ何とか鳩待峠に到着したのでした。
聞くと、パパ達と10分も差がなかったとのこと。はーーーー、疲れたけど頑張って良かった！

拓やパパは15.4km歩いた今日のコース。私は18km歩きました。拓は文句無く生涯最長歩行距離です。
私にとっては、心には何のストレスも無く、体だけがとっても疲れているこの状態を味わうのは何年ぶりでしょうか？それこそ中学生の部活以来かもしれません。

汗だくになり、心地よい疲労の中、本日のキャンプ場星の降る森へ到着。設営し夕飯のお鍋を作り、場内のお風呂へ。普通のお風呂でしたが、何と気持ち良かった事か。。。筋肉痛にならないように足をモミモミ。
山道と違って、平坦な木の道を歩いているので足の裏やふくらはぎなど特定の場所だけが痛かったもので・・。

ちなみに今回からテントの張り方が変わりました。
GOLITE(ゴーライト)のシャングリラ8に、ネスト4フルメッシュを蚊帳のように入れ込んだ感じ。
設営に全部で30分しか掛からなかった上に、もし雨が降っても濡れるのはシャングリラだけ。これはすごく軽いので、帰宅後干すのが楽なのだとか・・・。
このセット、日本で普通に購入すると15万円ほどと割と高いのです。そこでうちのパパは海外サイトで購入して個人輸入しています。それなら送料を合わせても2/3程度の価格になるそうです。つまり10万程度ですね。
ま、それでも高いかもしれませんが・・・（汗）。うちはこれしか趣味が無いので良しとしましょー♪

明けて2日目。快晴の朝を迎えました。おそらく尾瀬は激混みかと・・・。もちろん、景色はそちらの方が良いのですが、まだちびっ子のいる我が家的には雨の中の方が正解だったかもしれません。
撤収して8時過ぎに出発。軽めに吹割（ふきわれ）渓谷1週2kmを歩く事にしました。日本の滝百選の吹割の滝を見つつ、ノンビリ出来ました。ちなみにみゆも余裕の完歩でした。

次に行くとしたら1ヶ月後くらいのニッコウキスゲというオレンジの大ぶりの花が咲き乱れる頃でしょうか。
そして来年には尾瀬の中に3つあるキャンプ場に泊まってみたいと思っています。みゆが十分歩いていて、私が重い荷物を背負える程トレーニング出来ている事が条件です。
只今私の背負うザックは10kg程度。山泊するには倍の20kg程を背負う必要があります。（もちろんパパもね！）
それを実現すべく、日々のトレーニングを継続する必要に迫られた私。あー、皆さん私に会ったら叱咤激励して下さいネ☆
ポッコリお腹解消も兼ねて（これはマジでヤバイんです！）、頑張りま～す。た、多分・・・（笑）。

ファミリーオートキャンプ場そうり【57】 袈裟丸山《35》

拓の水疱瘡がようやく完治したので（次の記事参照）、待ってましたとばかりにキャンプへ。
拓へのプレゼント～と言う事で、電車の見えるキャンプ場を選びました。それは、群馬県にあるファミリーオートキャンプ場そうりです。
目の前に鉄橋があり、そこをわたらせ渓谷鉄道が走っているのです！拓大興奮！！！

っと、その前に、朝4時半に家を出た我が家。7時半頃からまずは山登り開始です。
今回の山は袈裟丸山。3つのピークがあり、我が家は一番手前の低い頂上小丸山まで。
標高1607m　片道3Km　標高差 700m
標準登頂タイム 2時間

作られた道ではなく、ほぼ自然な地形を登っていくのでとっても楽しかったです。
段差も限りなく少なく子供連れにも登りやすい道でした。途中、ご覧のようにキレイに開けたところもあり、眼下に咲き乱れる花が見えたり、小さな石をたくさん積んだ有名な賽の河原などもあり、変化が多くて飽きずに登れました。
結局登頂までに3時間ピッタリ掛かりました。ここ最近の拓の登頂タイムは標準タイム×1.5なのです・・・。
降りてきて、すぐ近くのキャンプ場へ。ナント、来ているキャンパーは3組。しかも、テントサイト1組（私達）、フリーサイト1組、バンガロー1組と、離れた場所に点々だったので、ほぼ貸切状態と言っても良いくらいでした。

管理棟で時刻表をもらってきた拓。それを握り締め電車の見える場所へずーっと陣取っておりました。
日に一本ですが、トロッコ列車も走っていて、運良くそれも見られました。本当は乗ってみたいけど・・・。

お風呂はキャンプ場で割引券をもらって近くの温泉、国民宿舎サンレイク草木へ。大人300円で入れました～。
夜は豚シャブ鍋。サッパリポン酢味が我が家は皆大好きなもので。。。

袈裟丸山も1900mを越えるピークまでは達せず帰ってきましたので、是非また来たいと思います。電車と山を両方楽しめるキャンプ！これは貴重です♪♪♪

朝霧ジャンボリー【56】 長者ｹ岳《33》、池ノ平展望台《34》

GWの疲れをドップリ体に残したまま、週末キャンプに突入！（そんな事なら休めば良いのにね～苦笑）

まずはトレッキング。今回は静岡の長者ｹ岳です。
標高1335m　標高差730m
片道3Km　標準タイム3時間

途中途中に富士山を臨める休憩ポイントがあり、最高のお天気のもと、かなり気持ち良く登れました～♪れんげツツジと言うツツジがキレイに咲いていて目を楽しませてくれました。
頂上からは見事なまでに富士山が目の前に見え、反対側には南アルプスの雪を頂く峰々を見渡す事も出来ます。
ただ、標高差がかなりあったので、拓の歩行は相当ゆっくりで登りだけで3時間掛かり、その先にある天子ｹ岳までは行けませんでした。
ちなみに、みゆは登りで500mくらい、下りで1Kmくらい歩いたでしょうか。今回もちょっと頑張りました。

下山後すぐにお馴染みとなりつつあるさの萬さんでお肉を仕入れてキャンプ場へ。こちらもお馴染みとなりつつある朝霧ジャンボリーへ。
やっぱり富士山が見える場所じゃないと・・・と言う事でかなり奥の方へ入っていきました。やはりキャンパーさんがググッと増えましたね～☆

夜には思ったより相当寒くなり、私はユニクロヒートテックを慌てて着込んだのでした。
でも明けて2日目。いきなり朝から気温グングン上昇。
お片づけをして、9時半にキャンプ場出発。1時間程ドライブして、池ノ平展望公園へ軽～くハイキング。
丸太の階段となだらかな登りを繰り返しほんの30分で到着。まだ全然お腹も減っていないけれどランチ。そしてすぐに下山。

なんと今回、みゆは完歩しました！！！と言っても1時間弱の道のりですが・・・。
何はともあれ、下りた後、「みゆ、オンブーって言わなかったよ。エライでしょ？」と得意気に繰り返すのでした。
ところが・・・パパが下山後気付いたのですが・・・。
本来行こうとしていた池ノ平展望公園は、更に倍くらい歩いた場所にあり、私達はその途中の展望台を公園と間違えてそこで引き返してきてしまったのだとか・・・。ガビーン！
まぁ、そのお陰でみゆは全部歩けた訳ですが。。。
みゆがベビーキャリーを使えなくなる日まで11ヶ月。みゆ、これを機に少しずつ距離を延ばすのだーーーーー！