

今日、大分のばぁばから大きな箱いっぱいの新鮮なお野菜が届きました。自宅で作っている物、近くの市場で買った物を取り混ぜて、「一体何人家族だと思ってるの~?」っていう量です(笑)
箱の中は懐かしい土の匂い。そう、私は大分のド田舎で、野山を駆け巡り、川で泳ぎ、うちで取れた野菜を食べて元気に育ちました。あの頃は田舎に住んでいる事が嫌でたまらなかったけれど、今にして思えば健康な体を作ってくれたあの環境に感謝しています。
その点、拓は東京は世田谷生まれの超都会っ子。「自転車の練習もアスファルトの上・・?」と今から怯える母なのですが、その前に気になるのは食べ物のこと。スーパーに並ぶのは少なくとも3日くらい経った野菜ばかり。
今日送ってくれた「とうもろこし」などは、味が変化するのが早いので、本当は取れたその日に食べた方が良いのですが、都会にいてはそうもいきません。
そもそも、とうもろこしがどのようにして実っているのか、皆さん方ママ世代も見たことありますぅぅぅ???無い方も多いはず。まして、拓達、都会育ちの子供達には、分かるはずもないんですよね~。そうすると食への関心、もっと言うと愛情みたいなものが育ちにくい気がしています。
今、盛んに叫ばれている『食育(しょくいく)』と言う言葉をご存知でしょうか?
崩壊しつつある、食に対する意識を再構築していこうという取り組みの事です。世間では、「子供の教育の中に取り入れよう!」と言っていますが、甘い!今は既に親世代の食への意識・感覚が崩壊しているのですから、まずは親が変わる必要あり!と私は思っているのです。
ちなみに、ご存知無い方は是非下記のサイトなどをご覧になってみて下さい。
●食育大辞典
●ほねぶとネット
「拓、これはね、とうもろこしって言う名前だよ。じぃじとばぁばが作ったんだよ。毛がはえてるね~。触ってごら~ん。」と渡したら、皮をはいで口の中に押し込んでオエ~ッとなっていました・・。トホホ・・。
でも、こういったことがすごく大切な気がしています。
とうもろこしは塩茹でし、超ロ~ング茄子は焼きなすにしておいしく頂きました。味もプリッとした食感もその辺のスーパーで買った物とは全然違います。
毎日こんなのは無理だけど、せめて・・・せめて・・・手作りの物を子供に食べさせてあげたい!と、切に願う母でした。(たまにはさぼっちゃうけどね。。。)
ちなみに、「きっびしーーー!」と言われるかもしれないのですが、私はどうしても瓶詰めやパックに入ったベビーフードがダメなのです。あれが食べ物とは思えないんですよね~。毎日同じ味噌汁の味だとしても、やっぱり拓には私が作った物を食べてもらいたいなぁなんて思っています。(拓にとっては迷惑かも・・・。)
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